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アンデルセン童話
某SNSで「雪の女王」をテーマにしたガチャが出た。
「童話」といえばアンデルセンかグリムか、
という素地しかないワタシは70年代生まれ。
…新美南吉に出会うのは小学生になってから。
とはいえ、ちゃんとした「文字だけで」童話を読むのは
小学生になってからだから同じといえば同じだろうか?
それでも「小学生で」知っている話を「ちゃんと読む」という
感覚は今考えるとオソロシイ気がしないでもないな…。
幼心にアンデルセンはわかりにくいと思ったのである。
既に比べられるものがあるため、
グリム童話やアラビアンナイト、芥川の短編集のように
始まりから終わりまでの一貫性がアンデルセンにはない。
魔法を掛けた魔女がどうなったか?という話ではなく
魔法を掛けられた犠牲者がこうなりました、というハナシなので
読後の感想は「アイツはほったらかしかよ!」とツッコミどころ満載なのだ。
ストーリーとしてみるとそうなのだが
情緒的に主人公にリンクして読むとそうでもない、
というのが今、
こうやって分析力も子供の頃に比べて付いてから読んだ感想。
どうやら主人公達にはキリスト教系の信仰を「盲信」に近い形で
持っているらしい、よくある「悪い魔法使いに仕返し」は考えないんだろう…。
作者の経歴を知ってから読むと女性が主人公で清廉潔白なのは
アンデルセンの母親を神格化した形なんだろうと思う。
それにしても情緒的で、なんていうかメロドラマ要素たっぷり。
あまり好きではない作風のはずが
それでも子供心に2人の絆の話はそれこそ「永遠」であるという感じ
と
雪の女王の城のしかけと悪魔の鏡という2つの道具のナゾが
アンデルセンの中でも「雪の女王」だけは好き、と言わせていた。
お気に入りポイント1:
雪の女王の城の「氷の破片」パズル、「知恵の」ナントカに佇む女王。
これはもうSF。
全宇宙の知識がそこにあっても使えなければ意味がない、
SFでよくある主人公が行きつく先で目の当たりにする「全て」がそこに!
…というのが少年がいたところ。
簡単にいえばデータの渦の中(カオス)にあってそれをリンクさせる手段を考えているのが少年。
そうなると少年がいる「広間」は一種のデータセンター。
お気に入りポイント2:
鏡の破片が全世界に散らばったのだが、、、
鏡を作った「悪魔」の世界があるっていう前提なわけなのだ。
この話ではその「世界」を滅ぼすとか「魔法学校」の風景とか
一切でてこないわけで、
悪魔たちの世界を膨らませることができるんである。
その「悪魔」たちが「氷の女王の城」を手に入れることができたら?
破片の入った人間の立ち振る舞いも変わるはず。
そうやって2つのポイントはいろいろ形を変えて
創作の過程に現れているように思う。
「永遠」だけで片付けているのはある意味ずるいぞーと思ってしまうが
それだけ抽象的なだけに読者の心に留まってしまうのかもしれん。
悪魔の鏡の破片のハナシは、悪魔が1人の人間にターゲットを絞った場合…
と仮定したり、勝手に悪魔ワールドを膨らませて
話を作ったりしていたのが現在に至る。
アンデルセンは生涯独身・・・(未婚)
デンマーク生まれのイタリアに憧れ・・・
こんなところにも共通点が・・・。
「童話」といえばアンデルセンかグリムか、
という素地しかないワタシは70年代生まれ。
…新美南吉に出会うのは小学生になってから。
とはいえ、ちゃんとした「文字だけで」童話を読むのは
小学生になってからだから同じといえば同じだろうか?
それでも「小学生で」知っている話を「ちゃんと読む」という
感覚は今考えるとオソロシイ気がしないでもないな…。
幼心にアンデルセンはわかりにくいと思ったのである。
既に比べられるものがあるため、
グリム童話やアラビアンナイト、芥川の短編集のように
始まりから終わりまでの一貫性がアンデルセンにはない。
魔法を掛けた魔女がどうなったか?という話ではなく
魔法を掛けられた犠牲者がこうなりました、というハナシなので
読後の感想は「アイツはほったらかしかよ!」とツッコミどころ満載なのだ。
ストーリーとしてみるとそうなのだが
情緒的に主人公にリンクして読むとそうでもない、
というのが今、
こうやって分析力も子供の頃に比べて付いてから読んだ感想。
どうやら主人公達にはキリスト教系の信仰を「盲信」に近い形で
持っているらしい、よくある「悪い魔法使いに仕返し」は考えないんだろう…。
作者の経歴を知ってから読むと女性が主人公で清廉潔白なのは
アンデルセンの母親を神格化した形なんだろうと思う。
それにしても情緒的で、なんていうかメロドラマ要素たっぷり。
あまり好きではない作風のはずが
それでも子供心に2人の絆の話はそれこそ「永遠」であるという感じ
と
雪の女王の城のしかけと悪魔の鏡という2つの道具のナゾが
アンデルセンの中でも「雪の女王」だけは好き、と言わせていた。
お気に入りポイント1:
雪の女王の城の「氷の破片」パズル、「知恵の」ナントカに佇む女王。
これはもうSF。
全宇宙の知識がそこにあっても使えなければ意味がない、
SFでよくある主人公が行きつく先で目の当たりにする「全て」がそこに!
…というのが少年がいたところ。
簡単にいえばデータの渦の中(カオス)にあってそれをリンクさせる手段を考えているのが少年。
そうなると少年がいる「広間」は一種のデータセンター。
お気に入りポイント2:
鏡の破片が全世界に散らばったのだが、、、
鏡を作った「悪魔」の世界があるっていう前提なわけなのだ。
この話ではその「世界」を滅ぼすとか「魔法学校」の風景とか
一切でてこないわけで、
悪魔たちの世界を膨らませることができるんである。
その「悪魔」たちが「氷の女王の城」を手に入れることができたら?
破片の入った人間の立ち振る舞いも変わるはず。
そうやって2つのポイントはいろいろ形を変えて
創作の過程に現れているように思う。
「永遠」だけで片付けているのはある意味ずるいぞーと思ってしまうが
それだけ抽象的なだけに読者の心に留まってしまうのかもしれん。
悪魔の鏡の破片のハナシは、悪魔が1人の人間にターゲットを絞った場合…
と仮定したり、勝手に悪魔ワールドを膨らませて
話を作ったりしていたのが現在に至る。
アンデルセンは生涯独身・・・(未婚)
デンマーク生まれのイタリアに憧れ・・・
こんなところにも共通点が・・・。
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きのうは検定したかった。
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