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LDLコレステロールは16歳から189(単位忘れた)ありました
(06/16) 病は月経のせいだ 約10年後
(06/16) 病は月経のせいだ その後
(12/20) 病は月経のせいだ その2
(12/20) 病は月経のせいだ
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(12/20) 病は月経のせいだ
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三番目の鎖
vincent、ヴィンス、と上司に呼ばれる。
親が役所の仕事してた。
仕事って言っても、清掃員だけど。
だから、貧困層のバラックに住んでるようなオレが、
人工角膜を植えてもらって、
親にしたら学歴もないのに考えられないような給料貰っている。
上司はロストテクノロジーの探索だといっている。
人工角膜、というより、脳に移植する方のチップセットになにか謎があるらしい。
確かに、手術を終えて覚醒もままならない状態の中で
何かに引きずり込まれた。
エデン、と意識に植えこまれた。
麻酔も醒めて本当に意識がはっきりしてきた頃、
この移植手術ですら善意ではなく探索の実験だということを知った。
上司が言う、
手術が終わって君の人工脳が起動した時確かにアクセスがあった。
それは何だと認識したか、と訊かれた。
エデン…、と認識しました。と答えると
満足そうに微笑んだ。
よし、データがまた取れた…
このアクセスの発信源を探せ、というのが最初の仕事だった。
情報相の地下3F~5Fに巨大なホストルームがある。
ロストテクノロジーと現在の科学の根幹に関る場所らしい、
2Fがネットワーク監視室になっていて、
オレのようなヤツが何人もいる。
みな、人口角膜を植えられている。
学歴もないオレたちが、人工角膜を植えただけで知識人になれる、
知らないことも全て人工脳が教えてくれる。
どうやら人工脳は、起動したトタンにつながっているネットワークに対して
無作為に信号を出すらしい。
その信号を受け取るプロトコルを持っているのが「エデン」らしい。
エデンとは、ロストテクノロジーのホストのようなもの、
と上司が言っていた。
ただ、場所の特定ができない。と言う。
実際のハードウェア的な機器を探しているのがオレたちの上司らしい…。
オレたちは内心、おかしかった。
自分で人工脳も付けてみないで、知ったかぶりやがって。
自分でつけたほうが早く探し出せるんじゃないのか、って。
エデンからの明確なアクセスは最初の起動、それだけだった。
上司に言わせると
君らにつけたのはロストテクノロジーを継承した現代のレプリカにすぎない、
だから、情報が少なくて困る、と言う…
オレは自分へのアクセスをトレースした。
…なぜだろう、
自分に戻ってきた。
アクセスがあったアドレスをたどると、どこかの通信機器か誰かのネットワークを
踏み台にしているようだ。
なぜエデンはアドレスを偽装するのか?
オレの探索は終わった。
ココにいるヤツラも大半はそういうオチで、今は世界中の眼帯ヤローの
監視業務だ。
アクセスからアクセスを追って、
エデンとコンタクトしたとおもわれるアクセス履歴を監視するのだ。
ある日、上司にとって大事件がおきた。
ロストテクノロジーのままの人工脳をつけたやつが現れたのだ。
親が役所の仕事してた。
仕事って言っても、清掃員だけど。
だから、貧困層のバラックに住んでるようなオレが、
人工角膜を植えてもらって、
親にしたら学歴もないのに考えられないような給料貰っている。
上司はロストテクノロジーの探索だといっている。
人工角膜、というより、脳に移植する方のチップセットになにか謎があるらしい。
確かに、手術を終えて覚醒もままならない状態の中で
何かに引きずり込まれた。
エデン、と意識に植えこまれた。
麻酔も醒めて本当に意識がはっきりしてきた頃、
この移植手術ですら善意ではなく探索の実験だということを知った。
上司が言う、
手術が終わって君の人工脳が起動した時確かにアクセスがあった。
それは何だと認識したか、と訊かれた。
エデン…、と認識しました。と答えると
満足そうに微笑んだ。
よし、データがまた取れた…
このアクセスの発信源を探せ、というのが最初の仕事だった。
情報相の地下3F~5Fに巨大なホストルームがある。
ロストテクノロジーと現在の科学の根幹に関る場所らしい、
2Fがネットワーク監視室になっていて、
オレのようなヤツが何人もいる。
みな、人口角膜を植えられている。
学歴もないオレたちが、人工角膜を植えただけで知識人になれる、
知らないことも全て人工脳が教えてくれる。
どうやら人工脳は、起動したトタンにつながっているネットワークに対して
無作為に信号を出すらしい。
その信号を受け取るプロトコルを持っているのが「エデン」らしい。
エデンとは、ロストテクノロジーのホストのようなもの、
と上司が言っていた。
ただ、場所の特定ができない。と言う。
実際のハードウェア的な機器を探しているのがオレたちの上司らしい…。
オレたちは内心、おかしかった。
自分で人工脳も付けてみないで、知ったかぶりやがって。
自分でつけたほうが早く探し出せるんじゃないのか、って。
エデンからの明確なアクセスは最初の起動、それだけだった。
上司に言わせると
君らにつけたのはロストテクノロジーを継承した現代のレプリカにすぎない、
だから、情報が少なくて困る、と言う…
オレは自分へのアクセスをトレースした。
…なぜだろう、
自分に戻ってきた。
アクセスがあったアドレスをたどると、どこかの通信機器か誰かのネットワークを
踏み台にしているようだ。
なぜエデンはアドレスを偽装するのか?
オレの探索は終わった。
ココにいるヤツラも大半はそういうオチで、今は世界中の眼帯ヤローの
監視業務だ。
アクセスからアクセスを追って、
エデンとコンタクトしたとおもわれるアクセス履歴を監視するのだ。
ある日、上司にとって大事件がおきた。
ロストテクノロジーのままの人工脳をつけたやつが現れたのだ。
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